UNHCR・国連難民高等弁務官事務所は27日、ベイルートで「レバノンに逃れたシリア難民の数は80万人を超えている」という報告を発表しました。
この報告は「シリア難民のうち、71万3000人はすでにUNHCRに登録され、残る8万7000人は登録を待っている。これら難民たちは、レバノン政府と国連などの国際機関の保護と援助を受けている」としています。
また、報告では「冬季の洪水被害を避けるため、関連の国際機関は東部のベッカー地区で建てられた258ヶ所の難民キャンプを点検した。」と紹介しています。
レバノンのスライマーン大統領は18日、ベイルートで「国際社会はレバノンにいるシリア難民により多くの支援を提供するべきだ。国際社会がシリア難民に提供している財政予算がなおも不足状態にあり、各国や各国際機構がシリア難民をどれだけ安置するかは、いまでも象徴的なものでしかない」と指摘しています。(殷)国際・交流へ
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