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 中国 第4四半期輸出額小幅増、輸入は著しく成長

2013-10-17 15:46:09     cri    

 中国の対外貿易額の伸び幅が9月に大きく下落したことについて、中国商務省の沈丹陽報道官は17日北京で、「これは新興市場経済の伸びが緩やかで、需要も著しく不足していることなどの影響を受けたためで、第4四半期には輸出量が小幅に増える一方、中国経済の安定した回復の勢いが輸出の大幅な成長を牽引する見込みだ」と述べました。

 税関のデータによりますと、中国の輸出入総額は第1四半期13.5%の急成長をとげ、第2四半期4.3%の低成長を経た後、第3四半期は輸出入総額が1万629億ドルに達し、伸び幅は6%に上りました。ただし、7月と8月の7%以上の伸びに比べ9月の対外貿易は再び下がり、うち輸出額は0.3%の減少、輸入額は7.4%の増加だったことがわかりました。

 9月のマイナス成長の原因について沈報道官は、「欧米や日本など先進国市場はある程度回復したが、新興市場国家の経済成長が著しく緩やかで、またいずれも資本流出や通貨切り下げ、インフレの深刻化、経済成長の減速などの状況が出現してきた。特に、9月の新興市場への輸出伸び幅が著しく減少した」と述べました。

 第4四半期の対外貿易の傾向について、沈報道官は商務省と税関総署による企業を対象としたアンケート調査結果を引用し、「今後2、3カ月の内に、全国の輸出は小幅に伸びる傾向が示されている。同時に、国内経済の安定した回復の勢いは輸入の成長を牽引し続ける見通しだ」と述べました。また、この一年間の対外貿易の成長状況について沈報道官は、「われわれは努力を通じて対外貿易の安定した発展とモデルチェンジの目標を実現することに自信を持っている」と述べました。(hj 大野)暮らし・経済へ 

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