中国の対外貿易伸び幅は7月と8月の2カ月連続で上昇した後、9月は下落し、特に輸出の伸び幅は市場の予想を大きく下回りました。

　中国税関総署の公式統計によりますと、9月の中国の輸出入総額は3560億8000万ドルに達し、為替レートの要素を除いて昨年同期より3.3％増えました。そのうち輸出額は0.3％の減少で1856億4000万ドル、輸入額は7.4％増の1704億4000万ドルでした。

　昨年同期の基数が高いなどの要素を受け、9月の伸び幅は3.3％に下がりました。税関総署の報道官・鄭躍声総合統計局長は、「企業のアンケート調査結果の分析から、今後2、3カ月、中国の輸出は安定した発展傾向を保つ見込みだ」と述べました。（hj　大野）暮らし・経済へ