フィリピンのアルバート・デルロサリオ外相がベルギーで行われたシンクタンクのシンポジウムで南海問題について中国を非難し「問題の平和的解決のためにあらゆる政治的手段と外交的手段を尽くしてきた。現在は、国際的調停という法的手段に訴えるしかない」と主張しました。
これを受けて中国外務省の華春瑩報道官は12日北京で「フィリピンは一方的に交渉の扉を閉じた上で、国際社会で中国を攻撃している。フィリピンのこうしたやり方は問題の解決に何の役にも立たない。フィリピンが世論をミスリードせずに交渉や協議といった正しい軌道にいち早く戻るよう中国は呼びかけている」と話しました。(ミン・イヒョウ)
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