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習主席、中国・マレーシア経済協力フォーラム出席

2013-10-05 14:11:29     cri    

 中国の習近平国家主席は4日クアラルンプールで、マレーシアのラザク首相と共に中国・マレーシア経済協力サミットフォーラムに出席しました。習主席は両国の実務協力や中国経済の発展をめぐって重要な談話を発表し、「両国経済界の人たちがチャンスをつかみ、互恵協力の新しい一章を開くことに期待している」との考えを示しました。

 習主席は、「中国とマレーシアの国交樹立以来39年、両国の互恵協力は絶えず深まってきた。中国は4年連続でマレーシアの最大の貿易パートナーであり、マレーシアは5年連続で中国のASEAN・東南アジア諸国連合の最大の貿易パートナーだ。両国の各分野での協力は、いずれも中国とASEAN諸国との協力の先頭に立っている」と述べました。

 そして、習主席は両国の協力を強化する五つの提案をしました。

 一、両国貿易を拡大し、2017年までに両国の貿易額を1600億ドルにする。

 二、相互投資を促進し、中国の欽州、マレーシアのクアンタンでの工業団地建設支援を継続する。中国系企業がマレーシアの発展プロジェクトに参加することを奨励する。

 三、金融協力を開拓し、双方の通貨スワップ規模を拡大し、金融リスクを防ぐ。

 四、農漁業協力を強化し、天然ゴムの栽培・加工や農業機械貿易、漁業、深水養殖などの分野での協力を継続する。

 五、地域協力を推進し、開放的で包容力のある互恵共栄の協力環境をつくり、共に発展を図る。

 一方、ラザク首相は中国との関係が収めた目覚しい成果を高く評価したうえで、中国側が提出した協力提案に賛同し、「マレーシアと中国は互いに重要な協力パートナーであり、両国は全面的戦略パートナー関係を設立することをきっかけに互恵協力を強化し、共同の発展を実現していく。そうして地域と世界の平和と繁栄のためにより大きな貢献をする。マレーシアは中国企業のマレーシアへの投資拡大を歓迎し、両国の企業が両国の経済建設と地域協力にさらに積極的に参加することを期待している」と述べました。 (hj 大野)

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