シリア政府による化学兵器放棄を目指し、オバマ大統領は、数日内にケリー国務長官がロシアのラブロフ外相とともに同国の提案について詳しく検討するほか、自身もプーチン大統領と意思疎通を保っていく考えを示しました。
また、「イラク戦争とアフガン戦争の後、国民は戦争に対し深い嫌悪感を持っているが、我々が行動をとらなければ、アサド政権は化学兵器の使用をやめず、化学兵器禁止条約(CWC)も形だけのものになってしまう」と強調しました。
米議会は今週にも、シリアに対する攻撃を認める決議案を採決する予定でしたが、国際交渉によるシリア化学兵器問題の解決に、より多くの時間を与えるため、オバマ大統領は投票の延期を求めました。(万、吉野) 国際・交流へ
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