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 米国特使、米国公民の釈放のため朝鮮訪問へ

2013-08-28 13:55:31     cri    

 アメリカ国務省は27日、アメリカのロバート・キング朝鮮人権問題担当特使が30日に朝鮮を訪問し、韓国系米国人の裴俊浩(ぺ・ジュンホ)さんの釈放を求めることを明らかにしました。

 ロバート・キング特使は19日から29日にかけて中国、韓国、日本を歴訪しています。アメリカ国務省は今回の訪朝について、「キング特使は朝鮮政府の要請に応じて訪朝するもので、主要な目的は朝鮮が人道的立場から考慮し裴俊浩さんを家族と再会させ、治療を受けさせるよう求めることにある」としています。

 ホワイトハウスのカーニー報道官もこの日に声明を出し、「アメリカは裴俊浩さんの健康状態を非常に憂慮している」と改めて強調し、直ちに寛大な処理を与え、キング特使と共に帰国させるよう朝鮮政府に求めました。

 45歳の裴俊浩さんは観光業に従事していた韓国系米国人で、去年11月、観光客を率いて朝鮮の咸鏡北道(ハムギョンプクト)羅津(ラジン)港から朝鮮に入った後拘束されました。今年4月30日に朝鮮の最高裁から、「同国に対し敵対行為を行った」として、労働強化刑15年の判決を受けました。報道によりますと、裴俊浩さんは健康状態が悪化し、現在は入院しているということです。アメリカはこれまで数回にわたって釈放を朝鮮に呼びかけました。(玉華、吉野)国際・交流へ

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