中国工業情報化省の公式ウェブサイトがこのほど発表したところによりますと、中国最初の携帯電話第4世代通信システム（4G）の利用許可がすでに出され、サムソン、ソニー、華為、中興という4社のTD-LTE携帯それぞれ1機種が許可証を獲得したということです。

　業界関係者は、4G携帯の許可が出たので、4Gライセンスもまもなく交付されると見ています。工業情報化省はまず、チャイナ・モバイル（中国移動）、チャイナ・ユニコム（中国聯通）、チャイナ・テレコム（中国電信）の3社にTD-LTEライセンスを交付し、その後、各運営会社の申請によってLTE-FDDライセンスを交付するだろうということです。

　なお現在の3Gより4Gのデータ通信速度は速く、無線LAN（WiFi）に比べてカバーする範囲が広くなり、移動性能も強くなります。（Katsu、大野）暮らし・経済へ