この8月の6日、日本ではまったく異なる二つのことが起きたのです。この日広島では68回目の原爆忌を迎え、広島市中区の平和記念公園では平和記念式典が開かれ、約5万人が犠牲者を悼み、平和への誓いを新たにしました。ところが一方で、横浜では第2次世界大戦以降最大の護衛艦「出雲」が進水しました。
全長約250メートル、基準排水量約1万9500トンの「出雲」は、同時に5機のヘリコプターが離着陸できる広い甲板を持つ「ヘリ空母型」の護衛艦です。
この「出雲」とはかつての侵略軍が中国の戦場に派遣した軍艦名です。
これについて中国国防省報道事務局の責任者は7日に記者のインタビュ-に答え、「われわれは日本側の軍備拡大という傾向に注目している。日本側の動きはアジアの隣国と国際社会の警戒心を引起こすに違いない。日本側は歴史を鑑とし、平和発展を歩んでいくというかつての約束を履行すべきである」と述べました。 (Hj)
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