台湾メディアの報道によりますと、8月1日から、台湾へ観光に行く一部の大陸観光客を対象に1年マルチビザ(短期滞在数次査証)の発給が開始となります。但し、発給対象となるには、①申請日から数えて過去12ヶ月以内に台湾へ2回以上観光したことがある、②大陸住民が所持する台湾通行パスがマルチビザであるという2つの条件のいずれかを満たすことが必要です。
2011年6月に大陸観光客の台湾個人旅行が開始して以来、北京、上海、アモイ、成都、天津、瀋陽など20都市に次いで、8月末に石家荘や長春など新たに7都市も対象都市に加わりました。台湾の観光部門によりますと、今年6月末までに台湾を訪れた大陸の観光客は延べ43万人に達し、毎年、高い成長率を記録しています。今年上半期だけでも延べ20万人を超えました。
台湾旅行商業同業公会総会の姚大光理事長は、「過去1年間、個人観光として台湾を2回以上訪れた大陸の観光客はおよそ1万人を超えている。1年マルチビザの発給は、必ず大陸観光客のモチベーションUPにプラスとなるだろう」と語りました。(ZHL、吉野)暮らし・経済へ
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