中国のノーベル賞作家、莫言氏の、受賞後初の映画化作品が小説『宝の地図』にきまりました。制作は福建映画制作会社などで、すでに撮影の許可証を取得したということです。
中篇小説『宝の地図』は、墓を盗掘する小説の元祖とも言われます。虎の髭という伝説からストーリが展開し、ミステリー満点の映画になりそうです。撮影は年末にスタートし、来年クランクアップする予定です。今のところ監督、主演はまだ発表されていませんが、主題歌は香港の歌手イーソン・チャンに決まったということです。
これまで、莫言の小説の映画化では、張芸謀(チャン・イーモウ)監督で抗日戦争を描いた『赤い高粱(コーリャン)』が、ベルリン映画祭で金熊賞を受賞。霍建起監督で2003年に映画化された『故郷の香り(原作・白い犬とブランコ)』が、第十六回東京国際映画祭東京グランプリを受賞しています。 (ooeiei、志摩)旅行・文化へ
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