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 米国、スノーデン氏の政治亡命要請でロシアに圧力

2013-07-13 15:52:55     cri    

 個人情報の収集を目的とする米国の『プリズム(PRISM)」計画を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデン氏がモスクワ時間の12日、ロシアと国際人権組織の代表、及び弁護士らと面会し、ロシアへの政治亡命に協力してもらう意向を示しました。これに対して、アメリカは引き続きロシアに圧力をかけ、同氏の送還を求めています。

 ロシアのアレクセエヴィチ下院議員はスノーデン氏と接触した後、空港で「スノーデン氏が引き続きアメリカに損害を与えないというロシアが提示した条件を受入れた」と明らかにしました。

 スノーデン氏の政治亡命の要請に対して、ロシアのペスコフ大統領報道官は、「まだ政治亡命の要請を受け取っていないが、ロシアが提示した条件は変わっていない」という考えを示しました。

 これに対して、アメリカ・ホワイトハウスのジェイ・カーニー報道官はこの日の記者会見で「スノーデン氏に対する米国の立場は変わっていない。スノーデン氏の米国への送還を、ロシアを含む多くの国々に求めた」と述べた上で、「ロシアは、スノーデン氏が他の各方面の人と面会することを認めただけでなく、面会の場を提供した。こうしたやり方は、中立を守るというロシアの声明に背いたものだ」と表明しました。(万、KOKUSEI) 国際・交流へ

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