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中国とイギリスの中央銀行である中国人民銀行とイングランド銀行は現地時間22日夜ロンドンで共同声明を発表し、両行は2国間の経済貿易を支援し金融安定化を図るため、2000億元/200億ポンドの自国通貨を融通し合うスワップ協定を締結したと明らかにしました。
共同声明によりますと、協定は期間3年で、双方の同意があれば延長できます。
イングランド銀行の公式サイトによりますと、同行のマーヴィン・キング総裁は、「中英2国間の通貨スワップ協定調印はイギリス国内の金融安定化にプラスとなる。オフショア人民元市場に流動性不足という事態が起きた際、当該協定の調印により、イングランド銀行は英国内の適格機関に人民元の流動性支援を提供できる」と表明しています。
なお、北京時間23日早朝、中国人民銀行は公式サイトで、「近年、ロンドン市場の人民元業務は一定の成長がみられる。イングランド銀行と2国間での自国通貨の融通はロンドンの人民元市場に更なる流動性支援を提供することができ、人民元の海外市場での使用を促進することができる。また、貿易と投資の円滑化にもプラスだ。中英2国間通貨スワップの調印は、中国人民銀行とイングランド銀行の通貨金融分野における協力が新たな進展を収めたことを意味する」と表明しています。(Yan、大野)暮らし・経済へ
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