世界4 大会計事務所の一つである「デロイト トウシュ トーマツ」が7日、上海で発表した報告によりますと、中国大陸で、すでに上場している17社の商業銀行の2012年の利益はやや低落し、金利差がある程度縮まっているが、全体的には良好な状況にあることが分かりました。
同事務所金融サービス業担当の劉振発氏によりますと、中国経済の成長が調整期に入ったことや、金融の市場化や業界の激しい競争などが、昨年の中国商業銀行全体の利益の成長が緩慢になった主な原因だと分析し、今年は中国経済の成長に不確定な要素が依然として存在し、商業銀行の利益の成長は引き続き緩慢になる見込みだと分析しています。
一方、利益の成長が緩慢になっているとはいえ、商業銀行全体は良好な状況を保っており、資本が安定し、国際化が進み、イノベーション能力が向上し、マネージメントも改善されつつあるということです。(閣、山下)暮らし・経済へ
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