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 『人民日報』論説、人民の命の安全が第一

2013-06-16 13:52:06     cri    
 16日付の『人民日報』が「終始、人民の命の安全を首位に置く」と題した論説委員の文章を掲載しました。この文章は、「役人の任期中の評価は、人民大衆の安全感と幸福感を土台にすべきだ。GDPが伸びている一方、安全係数と幸福指数が下がってしまうことになってはならない。安全操業の問責体制を強化し、怠慢を厳しく問いただす。これに対しては、例外を認めない」としています。

 また、「最近、生産現場で甚大な事故が頻発しており、人々の警戒心を呼び起こしている。人民の命の安全を終始、第一におき、人間第一、安全第一で発展し、いささかの油断と怠慢もあってはならない」と訴えています。

 その上で、「発展途上に発生する各種様々な矛盾と問題に対処する際、何よりもそこにかかわっている人の命の重さを考え、人民の命の安全保障を根本にすべきだ。経済と社会の持続的かつ健全な発展を保つ上で、人間を第一に、科学的かつ安全に発展し、発展の成果を幅広い人民大衆にもたらすようにしなければならない」と強調しています。

 さらに、「各レベルの政府関係者は在職期間中の評価に対して正しい認識を持つべきだ。何よりも質の向上、人民の生活と福祉の増進に力をいれるべきだ。また、人民の命の安全を重んじることを執政の理念にし、安全操業を経済のモデルチェンジを実現する上での重要なとっかかりにすべきだ。これと同時に、幹部の業績評価システムを完備させ、GDPばかりを追求する風潮に歯止めをかけ、業績評価の基準を人間第一、安全な発展により多くシフトしていくように」と指摘しています。(Yan、高橋)

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