李克強首相は5月31日に国務院常務会議を開き、乳児用粉ミルクの品質・安全問題について検討しました。
会議では、「乳児用粉ミルクの品質安全は国民生活に関わる重要な問題であり、経済社会における重大問題の一つでもある」と指摘し、乳児用ミルクの品質・安全性を向上させ、優れた国産ブランドを樹立し、消費者の信頼を高めるよう指示しました。
具体的に5つの提案が出されました。第一に、関連政策を策定し乳牛の基準化された大規模飼育を拡大し、産業の規範化、規模化、現代化を発展させること。第二に、薬品管理方法に基づいて乳児用粉ミルクの品質を全過程で監督管理すること。第三に、乳児用粉ミルクの品質・安全性に関する専門的なキャンペーンを実施し、原料のサプライヤーから生産経営企業、収集ステーション、運輸車両を全面的に整理整頓し、不良企業を断固として取締ること。第四に、生産と経営への監督管理を強化し、乳児用粉ミルクの調剤とラベルの登録制度を整備して違法行為を厳しく取り締まり懲罰すること。第五に、国際レベルの製品基準メカニズムを構築し、市販の乳児用粉ミルクに対する検査を強化して、関連情報を公開し、透明かつ規範的に公表することです。(06/01 Lin、NM) 暮らし・経済へ
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