会員登録

 国連総会シリア問題決議を可決、中国は懸念示す

2013-05-16 10:21:23     cri    

 第67回国連総会が15日に会議を開き、賛成107、反対12、棄権59でシリア問題の関連決議を可決しました。中国は反対票を投じました。

 国連駐在の李保東中国大使は投票の前に国連事務総長と国際社会がシリア問題の政治的解決を図る新しいラウンドの交渉を支持するよう関係各方面に呼びかけました。そのうえで「メンバー国に意見の食い違いが存在する中で、表決を強引に進めることは問題解決のためにならず、中国は終始政治的解決がシリア問題の唯一正しい道だと主張している」と述べました。

 また中国外務省の洪磊報道官は「中国は草案の内容に注目している。提案国は関係各方面の意見を十分に考慮してほしい。シリア問題の政治的解決に影響を与えないために表決は強引に進めるべきではない。提案国が関係各方面との意思疎通を十分に行わずに決議案の表決を強行に進める状況下で、中国は反対票しか投じられない」と述べました。(05/16 Lin、吉野) 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS