シリア問題に関する国際調査委員会のカルラ・デル・ポンテ調査官は5日ジュネーヴで、シリア紛争による被害者及び医者に対する調査結果に基づき、シリア反対派による化学兵器使用の嫌疑が大きくかかっていると発表しました。
ロイター通信社の報道によりますと、ポンテ調査官はこの日取材をうけた際、「調査委員会のメンバーは、シリアの隣国に滞在する被害者や医者、野戦病院などに対する調査を行った後、神経ガスであるサリンと思われる化学兵器が使用された」と述べた後、今のところを、シリア政府軍が国際法が禁じている化学兵器を使用した根拠は見つかっていないと述べました。
今年3月19日、シリアの政府と反対派は化学兵器の使用と互いに非難したことを受け、国連のパン・ギムン事務総長が現地調査を行うための調査官を派遣したものの、シリア政府はこれまでその入国許可を出していません。(万)国際・交流へ
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