会員登録

 国連とEU、シリア問題での米・ロ合意達成を歓迎

2013-05-09 10:45:43     cri    

 米・ロ両国は7日モスクワで、シリア政府と反体制派の代表を招いて、シリア問題に関する国際会議をできる限り早く開くことで見解が一致しましたが、8日、国連と欧州連合(EU)はそれぞれ歓迎の意を表明しました。

 国連のパン・キムン事務総長は8日報道官を通じて、米・ロ両国がシリア問題で合意に達したことに歓迎の意を表わす声明を発表しました。その中でパン事務総長は、「私と国連・アラブ連盟合同特別代表のブラヒミ氏は当初から、協議を通じた政治的解決案が、持続的で絶えずエスカレートするシリア危機解決の唯一の出口だと信じてきた」として、「当面の目標は明快だ。シリアでの暴力を食い止め、過去と徹底的に決別すると共に、各方面の利益を保護し、あらゆるシリア人が自由、尊厳を享受し、合理的な訴えを満足させる新しいシリアに変わることだ」との考えを示しました。

 同じ日、EUのアシュトン外務・安全保障政策担当上級代表の報道官は、「EUは多くの場で重ねて表明しているように、シリア問題には全面的な政治協議による解決が必要だと認識している。シリアで武力衝突する双方が交渉の席に戻るなら、いかなる対話も歓迎する」とし、「EUはあらゆる可能な方法で随時支援を提供する。この国際会議によってシリアの和平プロセスがスタートすることを望んでいる」と述べました。(ヒガシ、大野) 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS