日本銀行が「インフレ目標2%」を決めたことを受けて、中国の経済専門家は「中国は今年、大きな影響を受けることはないが、2014年には輸入インフレの圧力にさらされる恐れがある」と警戒を示しています。
瑞穗証券亜洲公司の社長を務める沈建光氏は、「日銀は『インフレ目標2%』と決めたと同時に、資産購買力強化などの対策を取っている。これはすでに日本の輸出経済に積極的な役割を果たしている。しかし、構造的な問題は解決できないだろう」と見ています。
また、「ヨーロッパ、アメリカ、日本などの先進経済体はさらなる金融緩和策を相次いで打ち出している。これは2014年に回復とされる世界経済に大きなバブルをもたらす可能性があり、中国経済にも波及するだろう」と強調しました。(朱丹陽 吉野)暮らし・経済へ
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