IMF・国際通貨基金のラガルド専務理事は2日に、スイス国家ラジオテレビ局のインタビューを受けた際、新興国家の経済成長を評価し「これらの国々が世界経済の成長を導いている」と語りました。
またラガルド専務理事は「現在、世界経済成長は3つのグループに分けられる。成長速度が最も速く世界経済の発展を促進する第1グループの新興国家、アメリカやスウェーデン、スイスのような経済の回復が始まっている第2グループ、そしてユーロ圏国家と日本などのような成長の道を模索している第3グループだ」と分析しました。
さらにラガルド専務理事は「世界経済の回復は課題に直面しているため、関連規定を守るとともに経済成長に良好な環境を作り出さなければならない。そうすれば投資と就業を促進できる」と述べ、緊縮政策実施の必要性を強調しました。
ラガルド専務理事はスイスで開かれている2013年サンガレンシンポジウムに出席しています。サンガレンシンポジウムは各界のリーダーと世界各国の優秀な学生が参加して行われる影響力を持った国際的なシンポジウムで「学生版ダボス会議」とも呼ばれています。(Yin、吉野) 国際・交流へ
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