中国外務省の洪磊報道官は22日、北京で、「日本の指導者が公然と事実を歪曲し、中国を攻撃し、中国に恥をかかせ、中日の対立を扇動する発言をしたことに対して、中国は強く不満を示す。すでに日本と厳正な申し入れを出した」と述べました。
日本の安倍晋三首相は訪米する前に、アメリカのメディアの取材を受けた際、中国の政治体制と外交政策に攻撃を加え、中国の他国の領土略奪を阻止する考えだと述べました。
これに対して、洪磊報道官は、「第一、釣魚島及びその付属島嶼は古来中国固有の領土で、中国はこれに対して争う余地のない主権を有する。日本側は歴史と現実を正視し、釣魚島海域での不法活動を直ちに停止し、当面の事態を適切に処理するために切実な努力をすべきだ。第二、中国は国内法と国際法に基づいて正常な海洋活動を展開している。東海と南海での航行自由と安全は少しも影響を受けていない。日本側は両国の政治相互信頼と地域の平和と安定に有利なことをやるべきで、その逆ではない。第三、中国民衆の強い不満と義憤は、日本側が歴史や釣魚島などの重大で敏感な問題において絶えず誤った措置を取ることによって引き起こされたのだ。日本側は侵略の歴史と自らのあらゆる行為を深く反省すべきだ。第四、ある国の政治体制と発展の道がその国に適するかどうかはその国の人民が最も発言権を持っている。中国人民が国を建設するプロセスの中で収めた巨大な成果は全世界の人々の注目を浴びている。これに対して、政治的偏見と下心を持つ人だけが悪意に解読し、あれやこれやと非難している。第五、中国側は中日間の四つの政治文書の原則と精神に基づいて日本との関係を発展させたい。日本の政府と指導者が中国、また中国の発展を正しく認識し、積極的な対中政策を実行し、誠意と行動を出して、両国関係の改善と発展のために努力するよう、中国は希望する」と中国の立場を改めて強調しました。(玉華、kokusei)
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