国連安保理は27日メディアに声明を発表し、国連平和維持部隊の安全や、シリア国防軍と反体制派武装勢力がシリアとイスラエルの軍事隔離エリアに入ったことに重大な関心を示しています。
安保理の今月の議長国であるロシアのチュルキン国連大使は、「ラドスー国連平和維持活動(PKO)担当事務次長の26日の報告によれば、シリア国内で係争中の各勢力が国連平和維持部隊の管理区域内で武力衝突を続けているため、ゴラン高原のオブザーバーグループを含む国連平和維持部隊は現在安全問題に直面している。安保理はこの行為に重大な関心を示す」との声明を読み上げました。
声明は、「安保理はシリアの反体制派武装勢力を含む各勢力が国連平和維持部隊の行動の自由と安全を尊重するよう呼びかける」とした上で、「これについてはシリア政府に主要な責任がある」と改めて強調しました。(玉華、大野)国際・交流へ
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