国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は21日ニューヨークの国連本部で、シリア衝突で化学兵器使用疑惑を国連が調査を行うことを明らかにしました。
潘事務総長は当日早朝メディアに対して、「20日に、シリア政府の正式な要請を受け、国連がシリアでの化学兵器使用疑惑を調査することを決めた。派遣される調査グループは、シリア政府が提出した特定の事件について調査を行う」としたあと、この調査作業がシリアでの化学兵器の在庫安全の確保に役立つことを期待しました。
シリア国営テレビの19日の報道によりますと、反政府勢力はアレッポで、化学兵器を使ったロケット弾を打ち込み、少なくとも25人が死亡し、130人が負傷しています。シリアの反体制派はこの報道に対し化学兵器の使用を否認し、シリア政府軍が交戦中に化学兵器を使ったロケット弾を発射したのだと非難しました。(白昊) 国際・交流へ
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