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 李首相、経済成長と資源環境両立の道を強調

2013-03-26 19:10:49     cri    

 中国の李克強首相は25日、北京で中国発展ハイレベルフォーラム2013年次会議出席の海外代表団と座談会を行いました。席上、李首相は「13億の人口を有する大国の近代化は,人類の歴史上未曾有のことであり、中国は試行錯誤しながら、これに向けて経済成長と資源環境が調和して発展していく新しい道を模索していく」と強調しました。

 多国籍企業の責任者や世界の有名大学と研究機関の専門家、それに学者及び世界銀行、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)などの国際機関の責任者ら100人余りがこの座談会に参加しました。

 李首相は席上、「中国は経済の継続的で健全な成長を保ち、立脚点を内需拡大に置き、しかも、長期的に内需を土台にし、イノベーションというドライビングフォースを通して産業をグレードアップし、サービス業などの短所を補い、よりよい発展を目指し、それによる利益を高め、バージョンアップした中国経済を図っていく」と語りました。また、「歴史を見れば、成長と環境は先進国が近代化を推し進める上での矛盾だった。中国のような経済大国が近代化に向かって歩んでいくプロセスにおいて、こうした矛盾にしっかり対処し、成長の過程で環境を保護し、ひいてはその最適化を図っていくべきだ。この点ではこれまで参考になる前例はない。しかし、これは基本的な民生であり、中国はこれに新たに取組んでいかなくてはならない」と話しました。

 李首相はさらに、「中国の発展は対外開放の過程で絶えず推進され、開放の拡大を通じて内需を拡大していかなければならない」と強調しました。

 その上で、「外資企業と中国企業は市場で平等に競争し、同じ場で競い合うことができるだけでなく、互いに協力し、第三国の市場を共同で切り開くことも可能だ」と話したあと、座談会に参加した企業家や学者らの積極的な提案に期待を示しました。(Yan、Lin)暮らし・経済へ

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