「中国経済はいま、高成長によって雇用の創出を図るなど、「高成長依存」という傾向にある」これは中国人民大学経済研究所が16日発表した最新報告の指摘です。「高成長依存」現象はマクロ調整だけでは解決できないため、依存緩和に向けた改革推進を急ぐ必要があります。
この報告は、「改革開放を実施してから、中国経済が30年連続で10%近い高い成長率を保っているのは驚くべきことだ。しかし、それは大きな代価も払っていて持続は不可能だ。高成長依存を脱出するためには、改革をさらに深めていかなければならない」と強調しています。
またこの報告は、「まず中短期的に穏やかな成長を確保した上で、次に長期的な改革の推進によって高成長依存を緩和していくことだ」と指摘しています。(ミン・イヒョウ、大野)
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