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李克強新首相、改革と民生改善を強調

2013-03-18 17:57:20     cri    

 中国全国人民代表大会が17日閉幕し、李克強首相が率いる新しい政府の5年の任期が正式に始まりました。新首相として初めて登場した閉幕当日の記者会見で、李克強首相は大国の首相の気風と魅力を見せた上で、今後5年間の新政府の政治理念と構想を伝え、人々の気持ちを奮い立たせるメッセージを送り出しました。

 李首相が内外記者の質問に答える中で、人々に深く印象を残したキーワードは「改革」「恵民」「公正」です。

 外国のメディアは李克強首相を「複雑な経済社会の難題を解決する名手」と呼んでいます。実際過去5年、中国の発展の全体と人々の福祉に関わる非常に難しい改革項目、すなわち住宅改革、医療衛生改革、燃料税改革、営業税から付加価値税への転換などはいずれも李克強首相が担当したもので、著しい成果をあげています。去年の中国共産党第18回全国代表大会で政治局常務委員に再任されてから今まで、李克強首相は多くの場で「改革」を何回も強調してきました。17日の記者会見でも李首相は数十回も改革に言及し、「利益に触わるのは往々にして魂に触れるより難しい。しかし、いくら深い水でも我々は歩かねばならない」と述べました。これは、李首相が改革の難しさと複雑さを明確に認識していることを現わしています。同時に、首相を初めとする今期の政府が重責を担い、困難を克服するという決意を示しました。

 また、李首相は、「政府関係の新規建設は全てやめる。財政でまかなう職員は減らすだけで増やさない。車両、飲食、出張という3方面の公用費『三公』支出は減らすだけで増やさない」という3つの約束をしました。これは、中央が制定した「8つの規定」と一脈を通じるものです。同時に、李首相は、環境保護、食品安全、所得向上などの民生問題に一つ一つ答え、不足を率直に認めた上で、「仕事に力を入れ、全国民をカバーし、基本的な民生を保障するセイフティ・ネットを築く」と約束しました。新首相の発言は民のために執政し、人を本とする施政理念を具現したものだと言えます。

 このほか李首相は、「政府は公正な社会の守護者であるべきだ」との考えを示しましたが、これは公平と正義の維持を政府の仕事の中で重要な位置に据えている証です。30年以上歩んできた改革開放の道のりで、社会構造が深いところで変化し利害関係が多元化する中で、様々な矛盾と問題が増加し公平と正義を維持する必要性がかつてなく迫られています。「己を正して初めて人を正すことができる」という言葉のように、貧困層と弱者グループへの扶助に力を入れ、社会の調和と公平さを推進することは新政府の重要な政策方針になるでしょう。

 現在、中国の改革は深まり、困難な時期に入っています。利害関係の調整、人々の期待の増大が新しい政府に試練と圧力をもたらしています。経済面で中国はすでに世界で2番目に大きな経済体となりましたが、伝統的な労働力密集型でエネルギー消費率が高く、汚染排出の多い発展モデルがネックになって、経済成長に圧力をかけたため、構造転換の実現と産業のグレードアップに拍車をかけなければならなくなっています。また、民生面で、教育、医療、住宅などの分野は依然、中国の人々にとって大きな難題になっています。政治面では、人々の政治参加意欲の増大によって政府の活動への要求が高くなり、機構改革と機能転換を加速する必要があります。外交面では、国際社会で中国を対象としたマネー戦争や貿易戦争が日増しに多くなり、経済紛争、海洋権利紛争、価値観のぶつけ合い、地域戦略の駆け引きが交雑していて、平和発展の任務は重く道は遠いのです。

 このような様々な試練に直面しながら、李克強首相は、「大道を歩み、民を本にして天下を利す」ことを理念に、「大声で叫ぶことは行動に及ばない」という言葉で、改革を深める決意を表明しました。この決意には充分な気力が必要であり、それは中国の指導グループが団結して困難を克服していく勇気から来るだけではなく、中国国民全体の知恵からも来ています。新しい中国政府は中国の人々をリードして改革を深め、「中国の夢」を実現する新しい道を切り開いていけると信じる理由があるのです。(玉華、ヒガシ、大野)

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