朝鮮中央通信の8日の報道によりますと、朝鮮祖国平和統一委員会はこの日発表した声明で、朝韓間で締結したすべての相互不可侵協定の廃棄、「朝鮮半島非核化共同宣言」の無効化を表明するとともに、板門店(パンムンジョム)代表部の閉鎖を決めたということです。
この声明は、「韓米の合同軍事演習は、朝鮮への露骨な侵略行為だ。これは、朝韓が結んだ相互不可侵協定を全面的に覆すものであり、これにより、『朝鮮停戦協定』は3月11日に完全に無効となり、朝韓間の相互不可侵協定も全面的に効力を失った」としています。
さらに、「米韓が一貫して朝鮮に対し核戦争の威嚇を続けているため、朝鮮は『朝鮮半島非核化共同宣言』を承認しないことにした。現在の深刻な状態から、板門店代表部はすでに自らの使命を果たせなくなっている。したがってその閉鎖を宣言するとともに、直通電話も遮断する」と表明しました。(朱丹陽 大野)国際・交流へ
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