朝鮮軍最高司令部は5日、韓米両国の朝鮮への敵視政策及び韓米合同軍事演習に対し、朝鮮は停戦協定の全面破棄を含む一連の強い措置を実施するとの声明を出しました。
朝鮮偵察総局の金英哲(キム・ヨンチョル)局長は同日、「昨年12月12日、我々は透明性のある衛星の打ち上げに成功した。しかし、米国など敵対勢力は最初から、わが国の平和的な宇宙開発の自主権を否定し、国連安保理の朝鮮への制裁発動を促し、共和国に対する敵対活動を行っている」と述べました。
金英哲局長は、朝鮮軍最高司令部がとった3つの重大措置を以下のように言明しました。
まず、米国など敵対勢力に対し、より強力な第2次、第3次の対応を実施すること。次は、11日から実施される韓米合同軍事演習に対し、「朝鮮停戦協定」完全無効を発表すること。更に、板門店(パンムンジョム)の朝鮮側代表部の活動を全面的に中止し、米国との直通電話を遮断するとのことです。(万、山下)
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