韓国メディアによりますと、韓国とアメリカは朝鮮核実験問題をめぐって「先制攻撃」を実施する見込みで、これには事態が深刻になった場合に主導権を握る狙いがあるということです。
「先制攻撃」については韓国国防省の高官が4日に言及しており、この戦略は昨年10月に行われた第44回・米韓安全保障協議で韓米の国防長官が合意しており、双方は年内に朝鮮の核脅威に対抗するための戦略を定めるとしていました。
韓国の目下の対応策には外交交渉と軍事行動tぽい二つの面が含まれており、外交交渉の面で韓国のキム・ソンファン外交通商相はこのほど、アメリカのジョン・ケリー国務長官と朝鮮核実験などの問題をめぐって電話で意見交換をしました。
また、六カ国協議・韓国代表団のイム・ソンナム(林聖男)団長が中国を訪問した際、朝鮮の核実験防止に尽力するよう中国に期待するとの考えを示したほか、イ・ミョンバク(李明博)大統領とパク・クネ(朴槿恵)次期大統領はアメリカ代表団と会談した際、朝鮮側に核実験を放棄するよう求める立場を示しました。
そして軍事面においては韓国軍の合同参謀部の警戒態勢を平時の第3段階から第2段階に引き上げ、軍事分界線付近の部隊も警戒態勢を保っているということです。 (hj)
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