朝鮮中央通信によりますと、朝鮮国防委員会は24日声明を発表し、国連安保理の朝鮮に対する決議を非難した上で、「より高いレベルの核実験を行い、国家の自主権を守るために全面的な決戦に入る」と表明しました。 国連安保理は23日、2087号決議を採択、朝鮮に安保理の関連決議の規定を遵守し、再び弾道ミサイルを利用した打ち上げをしないよう要求しました。
24日、朝鮮核問題6カ国協議の韓国首席代表を務める林聖男(イム・ソンナム)朝鮮半島平和交渉本部長が米国務省のデービス朝鮮担当特別代表と会談しました。デービス氏は会談後メディアに、「核実験をすれば朝鮮は間違いを犯すことになる。今は朝鮮半島の緊張を高めるいかなる行動も取ってはならない。朝鮮が国際社会の一員として、これ以上挑発行動をとらないことを求める」と述べました。
韓米双方が朝鮮に対して新たな追加制裁を考えているかどうかについて、デービス氏は、「まず国連の新たな制裁案の実施を注目する。その後、更なる措置を行う必要があるかどうかについて考える。第2087号決議の採択は国際社会から朝鮮への強いシグナルである」と述べました。
また韓国は朝鮮の声明について、遺憾の意を表し、挑発的な行動をしないよう朝鮮に促しました。(ooeiei、高橋)国際・交流へ
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