中国の程永華駐日大使は8日、日本国際貿易促進協会と日中経済協会の共催による新年会に出席しました。日本国際貿易促進協会の河野洋平会長、日中経済協会の張富士夫会長、谷垣禎一法務大臣をはじめ日本の政界、経済界、報道関係者の代表600人余りが出席しました。
挨拶に立った程大使は、「2012年を振り返ると、中日関係には大きな変化があり、新たな発展を見せた一方で、国交正常化以来40年で最も厳しい寒流にも見舞われた。中国は中日関係を重視しており、今後も4つの政治文書に基づき中日の戦略的互恵関係の推進に共同で取り組んでいきたい」と話しました。
また、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長は挨拶で、「去年は日中国交正常化40周年だったが、両国関係には双方にとって望ましくない事態が起きてしまった。中国に進出した日本企業は2万社を超えており、日本経済の発展は中国との協力なくしてはありえない。去年末、自民党が選挙に大勝したが、新政権の最初の仕事は経済を振興させることだ。しかし、経済を振興させるにはまず日中関係を改善しなければならず、さもないとそうした目標も達成できない」と強調しました。(ミン・イヒョウ、大野)国際・交流へ
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