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 中日高校生交流、「僕たちが関係の改善を」

2012-12-21 13:57:55     cri    

中日高校生交流の歓迎会が20日、日本大使館で開かれ、両国から約200人の高校生が参加しました。

 この交流会は、イオングループの「イオン1%クラブ」が主催したもので、7月に100人の中国の高校生を日本に招待したのに対し、今回は100人の日本の高校生が中国を訪問し、授業やホームステイなど中国での生活を体験します。

 中日関係が悪化する中、初めて訪中した生徒は「少し怖いと思ったけど、実際に来てみてテレビに映っているのとぜんぜん違うと感じた」や「日本メディアの過剰な報道は、勘違させている」と実際に訪れた感想を語りました。また、「日中関係が良くないと聞いていたが、感じることなく、道を歩いても中国人が話しかけてくれて嬉しかった。これからホームステイで、友達の両親に会うのがすごく楽しみだ」と交流に期待を寄せました。今後の中日関係について、「日中関係が悪いと言われているが、私たちが良くしていきたい」や「僕たちが関係の改善を担えるよう頑張りたい」と中日関係の改善に積極的な意欲を示す参加者もいました。

 7月に日本を訪れた青島の高校生は、日本に対し「綺麗、友好的で、家族のように接してくれた」などと好印象を語りました。中日関係について、「民間はすごく友好的だと感じている。前回の訪日では、ほんの一部しか触れることが出来なかったが、機会があれば日本という隣国をもっと知りたい」と話しました。

 中日関係が緊迫している時期の訪中に対し、クラブ委員長の林直樹イオン取締役会議長は、「高校生たちは、訪中に対し抵抗感がなく、むしろ待ちわびていた。中国の高校生との交流を通して、価値の多様性を学んで欲しい。両国の高校生が肌で理解し合うことが大事で、今回日本の参加者はいろんな事を感じて帰国すると思う」と若者同士の交流に期待を語りました。また、北京、天津、青島の関係者も参加し、交流事業に積極的な態度を示しました。

 東京都内の4校から参加した日本の高校生らは、グループに分かれ北京、天津、青島の学生と交流し、1週間に渡って授業やホームステイ、中国の文化などを体験する予定です。(取材、写真:劉 睿)国際・交流へ

英語で交流する中日両国の高校生

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