第113回アメリカ議会が3日、ワシントンで開幕しましたが、「ねじれ」議会の状態が続いています。

　この日の正午、アメリカ上下両院はそれぞれ、今年初めての会議を行いました。上院では、バイデン副大統領が去年11月6日に開かれた選挙で新しく当選された議員と再任の議員の宣誓式を主宰しました。

　下院では、議員らの就任前に行われた議長選で、ベイナー氏が220票の過半数を獲得し、ペロシ民主党院内総務を破って議長再任を果たしました。その後、全議員の就任の宣誓が行われました。

　第112回議会でアメリカ上下両院は、「財政の崖」回避法案を可決しましたが、新しい議会は依然として、経済の回復や債務上限の引き上げなどの難題に直面しています。また、サンディフック小学校で起きた銃乱射事件の影響を受け、アメリカの銃器問題も新しい議会が関心を寄せる課題となっています。（万、中原）

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