「中国グリーン発展指数報告2011(英字版)」が15日北京で発表されました。この報告はドイツの出版社・シュプリンガーが世界に向けて出版、発行したものです。
報告は北京師範大学、西南財経大学、中国国家統計局経済景気観測センターの専門家と学者約40人が共同で制作、完成させました。中国の30の省(自治区と市)と34の大中都市のグリーン発展指数を推計したうえで、中国の各区域がグリーン発展していく過程で収めた成績と残された問題を分析しています。
グリーン発展指標体系は、経済成長において生産と資源の利用効率を反映する「経済成長のグリーン程度」、資源、生態保護と汚染排出状況を反映する資源環境の負担を受けいれられる潜在力、政府のグリーン発展への投資と管理の状況を反映する政府の政策支援という三つの部分からなっています。
なお、この報告の中国語版は去年発表されています。報告によりますと、中国大陸部のグリーン発展指数は北京、上海と青海が上位3位にランクされていますが、山西、甘粛と河南が最下位だったということです。(Katsu、高橋) 暮らし・経済へ
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