イタリア訪問中の中国全国政治協商会議の賈慶林議長は現地時間28日、ローマで、モンティ首相と会談しました。また、両国の12億7000万ドル協力プロジェクトの調印式に出席しました。
賈慶林議長は席上、「両国は中国とイタリア経済協力強化に関する3年行動計画を実施し続けると同時に、新しい3年行動計画の策定に取り組む必要がある」としたうえで、「中国側は中国企業によるイタリアの工業や物流、インフラ整備、金融、科学技術など分野への投資を奨励している。一方、イタリア側が投資業種への制限を更に緩和し、投資の利便性を高め、中国企業に公平で公正な環境を作るよう期待する」と述べました。
これに対し、モンティ首相は「イタリア側は中国共産党第18回党大会の成功を祝い、この会議は中国の歴史における重要な会議であり、両国関係にとって重要な意義を持つ。イタリア側は相互尊重・相互信頼という精神に基づき、中国側とハイレベル交流を保っていく。また、国際的な枠組みにおいて協調協力を強化し、インフラ整備や環境保全などの分野で実務協力を進めてほしいと願っている。中国企業が様々な形式でイタリアに投資することを歓迎する」との考えを示しました。(hj)
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