北京市社会科学院がこのほど発表した『北京法治発展報告』によりますと、現在北京の学齢前教育は供給がニーズに答えられない状態にあり、特に一部の地域の入園難が際立っているということです。今後数年、北京市の学齢前(6歳まで)児童は急速に増加していく見込みです。第12次五ヵ年計画期間中(2011-2015)、北京市の常住人口のうち3歳児は2009年の12万2000人から2015年には17万6000人に増え、ピークとなります。その時、幼稚園に入る児童は54万人ほどになる見込みで、現在のままだと1クラス30人として9800以上のクラスが足りなくなるということです。
一方、幼稚園の先生の数が需要に足りないことも大きな問題です。現在、中国では幼稚園の先生は149万人、2010年より19万人増え、園児と先生の比例は26対1から23対1まで低下しましたが、地域による差が依然として大きいということです。(ooeiei、大野)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |