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 北京市の経済影響力世界一に PWCとPFNYC

2012-10-12 14:13:25     cri    

 世界最大級の監査・税務・アドバイザリーファームであるプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は11日、米国Partnership for New York Cityと共同で、年次レポート「Cities of Opportunity - 世界の都市力比較2012」を発表しました。レポートによりますと、北京の経済力における評価が去年の9位からトップに躍り出ました。玄関都市における評価は3位で、総合評価は去年と同じ、17位でした。「北京は世界都市になった」と、レポートは評価しています。

 5回めになる今年のレポートは、世界の主要27都市について、知的資本・イノベーション、健康・安全・治安、交通・インフラ、経済力、玄関都市など10の領域で分析しています。

 経済力の領域において、上海は5位でした。北京はこの領域で満遍なく、高いランクに入りました。たとえば、世界トップ500企業の本社数が東京に次いで2位、金融と商業サービスの就職機会が4位となりました。

 玄関都市は今年からの新しい領域で、その都市の世界との関連性や吸引力を評価します。北京はこの領域において、ロンドン、パリに続き3位となり、4位は上海でした。

 この領域のうち、北京は空港から都心までの便利さで1位、ホテルの部屋数で2位、実施された国際会議数で4位、海外観光客数で11位、観光客の流量で6位(アジアでは日本の次ぐ2位)となりました。

 また、レポートによりますと、知的資本・イノベーション、健康・安全・治安、交通・インフラなどの領域では、北京は低いランクにあり、改善の余地はまだまだあります。(牟)

 経済力領域のランキングトップ10

 1.北京

 2.パリ

 3.ロンドン、ニューヨーク

 5.上海

 6.シンガポール

 7.香港

 8.トロント

 9.モスクワ

 10.東京

 総合評価ランキングトップ5

 1.ニューヨーク

 2.ロンドン

 3.トロント

 4.パリ

 5.ストックホルム

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