国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は16日、「『九二共識(92コンセンサス)』の中心的内容は『一つの中国』であり、その精髄は小異を残して大同につくことである。これは、両岸の協議展開、相互信頼の確立、両岸関係と平和発展の推進における重要な政治的基礎になる」と強調しました。
楊報道官は「今回第18回党大会の報告では『九二共識』の関連内容に初めて触れ、両岸双方が台湾独立に断固反対し、『九二共識』といった共同の立場を堅持して、一つの中国という枠組みへの共通の認識を維持していくことが明記された」と述べました。
また、楊報道官によりますと、『九二共識』達成20周年を記念するため、中国共産党中央台湾事務弁公室、国務院台湾事務弁公室、海峡両岸関係協会が26日午後、北京人民大会堂で座談会を開くことになっています。その際、『九二共識』達成までの道のりを振り返り、両岸の協議や両岸関係と平和発展における『九二共識』の重要な意義をめぐって中央台湾事務弁公室の王毅主任、海峡両岸関係協会の陳雲林会長が談話を発表する予定です。(ミン・イヒョウ)
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