米軍報道機関は13日、「海外を訪問中のパネッタ国防長官が発表した声明によると、国防総省は、アフガニスタン駐留米軍のアレン司令官への調査に入った。アレン司令官を次期NATO（北大西洋条約機構）の最高軍事長官候補に指名することも一時中止になった」と発表しました。

　パネッタ国防長官はその声明で「米連邦議会調査局は11日、アレン氏に関連する案件の書類を国防総省に移送した。国防総省の担当者に調査開始を命じた上で、関連情報を議会上院軍事委員会に通報した。調査期間中、アレン氏は引き続きいまの職務を果たす」としています。

　この日の米国のメディアによりますと、アレン氏への調査は、中央情報局のペトレアス前長官の不倫とは関わりがあるとされていますが、これに対してアレン氏は、自分は不正行為をしていないと否認しました。（朱丹陽）　国際・交流へ