アメリカ国防総省は9日、サウジアラビアの国家安全保障のため、同国に総額67億ドル、25機の大型軍用輸送機と空中給油機を売却する計画だと発表しました。
アメリカ国防総省の関係部門はこの中で、「この計画はすでに、8日に議会に通知した。議会は30日間以内に許可するかどうかを決定する。今回売却するのはC―130J-30大型軍用輸送機20機とKC-130J空中給油機5機で、同時に部品や、訓練、後方支援サービスも提供する」としています。
また、発表は、「これらの輸送機と給油機はサウジアラビアの安全強化にプラスになるだろう。サウジアラビアは一貫して、中東地区の政治の安定と経済の進歩に対して重要な力である。しかもこの計画は中東地区の基本的な戦略バランスを変えることにはならない」と強調しています。
アメリカは一貫して、サウジアラビアの最大の兵器供給国で、サウジアラビアは近年、兵器購入を拡大しています。2010年、サウジアラビアはアメリカと約600億ドルの兵器売買契約に調印しました。2011年末には、F-15SA戦闘機84機を売買する、約300億ドルの契約を結んでいます。(玉華、高橋)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |