中国共産党第18回全国代表大会は8日の午前、北京で開幕し、胡錦涛総書記が「中国の特色ある社会主義の道の堅持といくらかゆとりのある社会の全面的実現に向けた奮闘」と題した報告を行いました。同日の午後、呉邦国氏、賈慶林氏、李長春氏、習近平氏、李克強氏らが大会に出席している各代表団とともに胡錦涛総書記の報告について討論しました。
呉邦国氏は安徽省代表団の討論に参加し、「胡錦涛氏の報告は、新たな歴史的環境において中国の特色ある社会主義の新たな勝利を勝ち取るための政治綱領であり、いくらかゆとりのある社会を全面的に実現させるための行動の指針となる」と評価しました。
北京代表団の討論に参加した賈慶林氏は、中国の特色ある社会主義政治の道を断固として歩み、社会主義の協議民主制度を絶えず健全化し、いくらかゆとりのある社会を全面的に実現させるために知恵と力を結集することを強調しました。
習近平氏は上海代表団の討論で各代表らに対し、大会の報告の審議や「中国共産党規約」の改正案の審議、第18期中央委員会と中央紀律検査委員会の選出を確実に行うよう求めました。
李克強氏は山東省代表団の討論に参加し、「胡錦涛氏の報告は党と国民の意思を表している。中国の特色ある社会主義の新たな勝利を勝ち取り、いくらかゆとりのある社会を全面的に実現させ、国民の美しい生活の新たなページを開くための行動綱領となる」と述べました。
このほか、李長春氏、賀国強氏、周永康氏はそれぞれ四川省、福建省、新疆ウイグル自治区の代表団の討論に参加し、社会主義の文化づくりや党の清廉な政治づくり、腐敗取締りなどの推進を強調しました。(鵬、吉野)
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