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 <党大会>共産党を理解することが中国理解の鍵

2012-11-06 16:51:56     cri    

 中国共産党第18回全国代表大会が間もなく開催され、世界中が北京に関心を寄せています。

 これまでの10数年、中国共産党は開放姿勢を保ち、160以上の国の600を超える政党や政治組織と交流・協力を行っています。

 中国共産党は国情や社会制度などが異なる国や政党と誠心誠意対話を行い、価値観・理念と政治制度の相互理解を深め、協力の機会を模索してきました。

 2010年3月、中国共産党は北京で初めて米国の民主・共和両党とハイレベル対話を行いました。

 対話は、中米両国の政党と政治家の相互理解の深化、戦略的相互信頼の醸成、両国関係の推進に新しいプラットホームを創りました。

 2011年12月、中国首脳の訪米を前に、中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長(閣僚級)が率いる代表団はワシントンで民主・共和両党と対話し、両国メディアの関心を集めました。

 中米政党間対話について中国共産党中央対外連絡部の黄光華報道官は、「中米政党間のハイレベル対話はこれまで4回開かれた。間もなく中国共産党の第18回全国代表大会と米国の大統領選挙が行われる。その後で、王家瑞対外連絡部長が代表団を率いて米国を訪問し、民主・共和両党と5回目の対話を行う。与野党共に密接な関係を維持しており、選挙による政権交代にもかかわらず、両国関係は維持されている」と語りました。

 2000年以来、中国共産党は政党外交の制度化に重点を置き、米国、ロシア、日本、EUなどの主要政党との交流を制度化し、これにより安定した交流が続いたことで、相互理解と信頼が深化してきました。

 2011年7月、南スーダンが独立すると、国境の画定や石油収入の配分などをめぐる南北紛争は軍事衝突にエスカレートしました。国際社会による仲介で2012年9月、石油など一部の問題で南北スーダンは合意しましたが、中国は南北双方の説得作業にも参加しました。

 中央対外連絡部の黄光華報道官は、「中国共産党は南北スーダンの両与党と良好な関係をもっている。我々は、政党間ルートを通じて、平和な手段による理性的で公平で合理的な解決策を見出せるよう努力している」と語りました。

 これまでの10年間、南北スーダン紛争のほか、朝鮮半島の核問題など世界と地域の問題でも中国共産党は政府外交を補い、関係政党・政治組織と広範な接触、説得作業を実施してきました。

 創立90周年を迎えた2011年には、中国共産党の中央規律検査委員会、中央党学校、中央組織部、中央対外連絡部が、在中国外国公館員に向けた「オープンデー」を開催しました。

 「中国の発展には共産党の執政が欠かせないものであり、共産党は中国を理解する鍵である」との見解が出されています。

 ドイツ自由民主党のランプレヒト連邦議員は、「中国共産党は透明性が高く、イデオロギーが異なる国々の政党とも交流し、国民相互の理解を深めている。我々も、長年来、敏感な問題も含めて政治分野で中国と交流や意思疎通を続けており、それぞれの立場が率直に伝えられてきた」と語りました。(ジョウ、大野)

 

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