国務院台湾事務弁公室の楊毅報道官は17日に記者会見で、「ここ数年の実践は、両岸関係の平和発展が正しい道だと証明し、多くの両岸同胞の支持と擁護を得た。今後もこの正しい道の堅持は揺るがない」と表明しました。
中国共産党第18回全国代表大会以降、現在の両岸政策の枠組みを継続するかどうかについて楊毅報道官は「我々は台湾に対する政策の継続性を保ち、引き続き両岸関係の平和発展という重要な思想と政策の主張を貫いていく。また政治的な相互信頼に基づき、両岸の交流と協力を強化させ、相互の交渉と対話を促進する。政治と経済、文化及び社会の基礎を固め、両岸関係の平和発展の新しい局面を切り開いていく」との考えを表明しました。
また両岸の文化交流について楊毅報道官は「包括的協議に調印または一部についての協議に調印できる」と表明した上で、台湾文化主管部門の責任者、龍応台氏の訪問を歓迎する意向を示しました。
両岸文化の交流が日増しに頻繁になるにつれ、両岸の文化界の代表や関連機関からは、いち早く文化交流協議の調印を望む声が高まっています。龍応台氏は「両岸文化協定に調印する可能性はある。任期内に大陸を訪問したい」との考えを表明しました。(万、吉野)
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