フィリピン軍当局は28日、政府軍が同国南西部にあるスールー州山岳地域でアブ・サヤフ・グループ（ASG）反政府勢力と激戦になり、少なくとも5人が死亡、10人が負傷したと明らかにしました。

　フィリピン軍西部ミンダナオ司令部の報道官によりますと、フィリピン海軍陸戦隊はこの日午前、拉致された人質を捜索中、ASG反政府勢力の武装部隊と遭遇、激戦になり、陸戦隊員3人とASG武装部隊の2人が死亡、10人が負傷したということです。

　戦闘はこの日午後3時まで続きました。（万、大野）

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