フィリピンの西部軍のサバン司令官は30日、南西部のパラワン州に海兵隊を追加派遣し、実効支配する南沙諸島の島と礁への巡回に当てると共に、いわゆる「現地住民」の人数をも増やすよう呼びかけました。
サバン司令官は取材を受け、「800人の海兵隊員がパラワンに到着したことで、駐屯部隊は旅団級に昇格し、実効支配する島へのいわゆる『防衛」担当に当たる指揮部も設置された」と紹介しました。
しかし、この措置は「防衛的」なもので、挑発行為と見るべきではないと弁解し、「フィリピン側は予想外の衝突を誘発し、地域問題にまでに拡大するつもりはない」と説明しました。
また、サバン司令官はこれらの島により多くの住民を移住させ、学校や飛行機の滑走路など公共施設を増築することも呼びかけました。 (FUYING、高橋)国際・交流へ
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