現地時間22日、アメリカ大統領選の最後のテレビ討論会がフロリダ州で行われました。オバマ大統領とロムニー氏は外交と安全保障政策について激論を交わし、中国の発展も討論のテーマのひとつとなりました。双方はいずれも、「中国は協力パートナーだ」と強調しましたが、対中国で強硬な発言をし、有権者の懐柔を狙いました。
オバマ大統領は討論の中で、「中国は敵であると同時に、ルールに従うなら国際社会でのパートナーになり得る」と述べました。
ロムニー氏はオバマ大統領より強硬な対中姿勢を取り、「就任当日に為替操作国に指定する」と明言しました。
オバマ大統領はまた、「アジアを重視する戦略は、中国が経済貿易と地域の安全保障でより多くの責任を負うよう促進できる」と強調しました。
オバマ大統領とロムニー氏はいずれも、「アメリカは対外関係を処理する際に、中米関係を避けられない」との考えを示しました。(玉華、kokusei)
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