税関総署がこのほど発表したデータによりますと、中国では9月の輸出入情勢に好転の兆しが見られ、輸出額は単独月の史上最高を記録しており、去年同期比の伸び率はリバウンドしつつあり、また、輸入の去年同期比の伸び率もマイナス成長からプラス成長に転じていることが分かりました。
このデータによりますと、9月の中国の輸出入総額は昨年同期より6.3%増えて3450億3千万ドルに達しており、このうち、輸出額は9.9%増の1863億5千万ドルで、輸入額は2.4%増の1586億8千万ドルとなっています。8月の輸入で見られたマイナス成長がこれにより改められたということです。
通関統計から見ますと、今年1月から9月までの中国貿易には3つの特徴がみられます。それはまず、一般貿易による輸出入額の伸び幅は加工貿易を上回っていること。第二に主要な貿易パートナーとの貿易において、伸び幅に大きな開きが見られ、中でも新興市場の伸び幅が比較的大きいこと。第三に、中西部からの輸出額が著しく伸びているのに対し、東部は地域により増えている所もあれば、減少しているところもあるということです。(殷)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |