トルコ空軍が10日夜、モスクワからシリアに向かうシリア航空の旅客機を「武器運搬」の疑いで強制着陸させたことを受け、シリアとロシアは11日、トルコ空軍のこの行為を非難しました。
シリア外務省が同日、発表した声明で、このトルコ戦闘機に強制着陸させられた旅客機には武器や禁輸品は一切ないとしています。その上でトルコ戦闘機が何の理由や事前警告がないまま、シリアの旅客機を強制着陸させ、乗客と乗組員を長く拘留したことは「トルコの敵対行為」で、トルコ政府のシリアに対する敵対政策の現われだとしました。
強制着陸させられた旅客機には17人のロシア人が乗っていたことで、ロシアは11日、トルコ政府に事情説明と今後このようなことが再発しないことを保証するよう求めました。(ヒガシ 高橋) 国際・交流へ
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