国連安保理は5日、声明を出し、シリア北部の町・アレッポで3日に起きたテロ事件を強く非難しました。
10月の安保理議長国であるグアテマラのロセンタル国連大使が声明を読み上げ、「アレッポでのテロ事件で、数十人が死亡、100人以上がけがをした。これについて、アルカイダ系のイスラム過激派組織『ヌスラ戦線』が犯行声明を出した。安保理は、この事件を最も強い言葉で非難するとともに、被害者の家族とシリア国民に深く同情し、お見舞いを申し上げる」と述べました。
声明では安保理の立場を重ねて表明し、「いかなる形のテロリズムも、国際平和と安全への深刻な脅威である。テロリズムはいかなる時や場所、目的、誰が行っても、それは犯罪行為であって、責任を免れることはできない」と強調しました。また、「『国連憲章』が定めた責任にもとづいて、安保理は一切のテロ行為に対し、断固として打撃を与える」としました。(朱丹陽 山下)国際・交流へ
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